生活習慣の違い 2020 3 22
水が豊富な日本では、
子供の頃から、しつけとして、家庭でも学校でも、
食事の前は、「手を洗いなさい」と言われています。
その結果、食事でなくても、
手が少し汚れた程度でも、手を洗う人が多いのです。
しかし、これは、世界標準から見れば、
「日本人は、手洗いが好きな人種である」と見えます。
外国においては、水は貴重なので、
手洗いの習慣がない国が多いのです。
しかしながら、ウイルス対策としては、
手洗いの習慣がないと、危険なことになります。
多くの人が思うのは、
ウイルスは、「せき」や「くしゃみ」で感染すると考えているでしょうが、
実は、「接触感染」のほうが要注意です。
うっかり、ウイルスが付着したものを手で触ってしまい、
その手で目をこすったり、鼻を触ったりすると、
ウイルス感染の可能性が高くなります。
このようなリスクを防ぐために、まめに手を洗う必要があります。
手洗いは、ウイルス対策としては、重要です。
時々、見かけるのが、指先だけぬらすという手洗いを見かけますが、
これは、手洗いには入りません。
正しい手洗いとは、手の甲や手首まで、しっかり洗いましょう。